BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)は、国際的にも先端的ながん治療の一つです。主に頭頸部および再発乳がんの適応候補の方を対象としており(最終的な適応可否は医療機関の評価により)、当社は受診予約・医療通訳・全行程の同行サポートをご提供いたします。
BNCTは、ホウ素を含む薬剤を腫瘍細胞に選択的に集積させた後に中性子線を照射し、腫瘍細胞内で核反応を起こして高LET粒子を発生させる精密放射線治療です。作用は細胞内のごく短い距離に限局するため、周囲の正常組織への影響を抑えつつ腫瘍を狙うことを目指します。
参考:国立がん研究センター中央病院 の公開情報
1. 標的化(選択的集積) 静脈投与したホウ素含有薬剤が腫瘍細胞に集まりやすい性質を利用します。
2. 作動(中性子照射) 加速器で生成した中性子線を病変部に照射します。
3. 局所効果(細胞内での反応) 腫瘍細胞内のホウ素-10が中性子を捕捉して高LET粒子を放出し、作用は腫瘍内に局在します。
一言で言うと、先にホウ素を腫瘍内に運び、その後に中性子照射で反応を起動し、効果を腫瘍内に限って発揮させる治療です。